amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

花が届けるもの

日々の暮らしにSNSが入って以来、

共感の数字や人との関係性が以前より明らかに人目に触れるようになり、

その動向を知る事は特に商売をする人には欠かせないものになっています。

人のこころの動きを精査し、共感を促し、誰かとつながることで、

利益やファン増加に結びつけられるとしたら、大いに努力すべきだと思います。

数字は力だからです。

ただ、数字が真実を語るわけではないとも感じます。

そこに意識を置く習慣は、

知らないうちに人の思考回路や価値基準を単調なものに変えてしまうかもしれません。

人のこころを動かすものは、もっと純粋で普遍的なもの、

誰かを喜ばせたい、誰かの笑顔を見たい、そういうものだと思います。

以前TOKUのLIVEに行ったとき、

自身のアルバム「DREAM A DREAM」について

「40歳を過ぎて、そろそろ男女の恋愛以外の普遍的な愛について歌ってもいい頃かと思えた」と話していました。

地球への愛、子どもへの愛、共生への愛などが温かい希望を持って歌われています。

花が贈られたときに一緒に届けられるのは、

男女の愛の花ももちろんですが、そういった普遍的な愛ではないかと思います。

先日いただいたオーダーは、まさにそれを強く感じました。

高校時代の同級生37名からのサプライズのお祝いのお花。

贈られたのは闘病しながらも童話や絵本を描き、入選された女性。

イラストレーターで活躍している方の心温まるメッセージカードが、今回のお花に添えられました。

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リクエストは暖色系。

繊細な植物の絵を描いてらっしゃるのを拝見して、

きっと植物が大好きな方なのでは、と感じました。

たくさんのお友達からの贈り花なので賑やかで楽しいものにしようと、

元気な香りのマリーゴールド

丸くて愛嬌のあるバラ、

そして大好きな可愛い姫リンゴ、

小さな種が落ちて植える楽しみもあるケイトウ

ドライフラワーにもなる秋色アジサイ

発根するベンケイ草、

そして原種のシンフォリカルポス、スモークグラス、グリーンスケール、木苺の葉などなど、

日本の素材でアレンジしました。

あとから知ったことですが、

その方のお嬢さんが今回の素材にゆかりのあるお名前だったようで、以心伝心?か嬉しくなりました。

贈るひと、贈られるひと、主役はその方々です。

私の仕事は贈る側の人たちの気持ちを形にして、伝えること、

それが自分の役割であり、皆さんが喜ばれたのなら、それで充分です。

学ぶべきことはまだまだありますが、

普遍的な愛を、私自身もようやく少しは込められるようになってきたかなと思える、

私自身が励まされる大切な贈り花でした。

ありがとうございました。

amica のフラワーレッスン

11月のテーマ 「緑の香りのクリスマスリース

 18日(火) 靭公園サロン 16:00~、18:30~

 20日(木) 芦屋アトリエ  10:30~

 22日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~

12月はお正月の飾り花を予定しています。

お申し込みは

メール : info☆j-amica.com(☆をアットマークに変えてください)

電話  : 0797-35-2017 まで。

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