amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

25ansウエディング ヘア&ビューティ号

 

毎年の春の恒例となった、

25ansウエディング・ヘア&ビューティ号の撮影。

ヘアメイクの久保木純さんのページの一部を飾らせていただく、

数えてみたら今年で7回目!となる、春のお楽しみのひとつ。

久保木さんはPARADISEという、

東京のマンダリンオリエンタルホテルの中にある有名なサロンの、大阪サロンを任されている方で、

普段は結婚式のお仕事をご一緒することが多く、

花嫁さんのご希望を伺いつつ、ご提案もしつつ、

その花嫁さんならではの「美」を引き出し、磨き、作り上げていく、魔法使いです。(ホント)

さて25ansウェディングですが、この誌面上は久保木さんの自由な世界。

ドレス選び、アクセサリー、そして、フラワー。

2005年、思えばこの年から始まりました。

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このときは確か、ヘアスタイルのデザイン画を描いていただいて、

それに合うお花を用意したような。

とはいえ、詳細の花材の決定などはこちらに一任されていて、

ブーケを持っていくまではイメージと合うかドキドキ。。。

この第一回目は、

モデルさんのスタイリングを見て、作って行ったブーケがしっくりこない感じで、

確か組み直したような。それが上の画像。

翌年2006年、今度はamicaの生徒さん、Atsukoさんにモデルをお願いしました。

透明感のあるAtsukoさんには、季節の芍薬を束ねて。(右はカラードレス用)

芍薬は数日前から仕入れておいて、撮影当日にちょうど咲くように開花調整。

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その翌年2007年からは、読者モデルが花嫁役になり、

久保木さんは撮影当日の朝になって初めて、

そのモデルさんに会ってヘアメイクをするという、

スタイリングを作り上げるには難しい進行になっていきます。

こうなると、花材も当日、市場で私がひらめいたものを色々持ち寄って、

撮影現場で束ねたり、ヘアコサージュを組んだり、即興的になってきました。

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↑このドレスにもヘッドパーツを用意したけど

最終的にレースのリボンがすごくステキで新鮮なスタイリングに完成。

2008年、この日も確か撮影は金曜の朝。

仕入れ先で走り回ってイメージの花材を集め、すぐに帰って制作。

右のブーケは珍しいアマリリスがあったのでアジサイと。

クラシカルなスタイルに、アマリリスが馴染んで美しかった。。。

左の、ピンクのアジサイを市場のお兄ちゃんに「それ、お願い!」と急いで伝票切ってもらった記憶が。。

エアリーなヘアスタイルには甘いピンクのブーケがいいですね。

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2008年は久保木さんの代わりに優香さんが誌面を担当。

ロマンティックでやや濃厚なコーディネイトで。

モデルさんのドレスの試着に同行して、スタイリングを詰めていく。

あとの花材などは全面的に自由な感じでお任せいただきました。

赤いトケイソウや、緑のアジサイ(鉢物)など、結構遊びの素材が入ってます。

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2010年、再び久保木さん。

ウェディングドレスは「ジュリエットなカンジで」というお題、

ヘアスタイルはセンターパートで三つ編みと。

小花系をご希望だったので、花型のものや、ふわふわの小花などなど。。。

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お色直しもちょっと小花系、なかなか普段は合わせない素材同士、

ちょっと冒険的に、あえて合わせてみる。

大人エレガントな、小花のブーケ、あんまりなかった雰囲気がイイね~と。

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そしていよいよ、2011年、今年のスタイリング、

久保木さんからのお題、「透明感のある赤がテーマ。ベリーのタルトみたいな。」

ちょうど私も、イチゴ色のアレンジのレッスンをしていたところ、

フルーティな春の赤は大好きなので、ラナンキュラスを手配。

すると、日本一のラナンキュラスが入荷する。

この強運、久保木さんも、私も!

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今年の全貌は雑誌が発売前なので掲載出来ませんが、

ブーケのみ、ちら見せで。

今回のモデルちゃんも、またびっくりするくらい可愛かった、、、。

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お色直しには水色のドレス、こちらもお題があり。

 「花色をグルーピングしてみて欲しいのです。

  右から左へグラデーションみたいなイメージ。中から外でもいいですし。

  こんなん変ですかね?」

いや、ぜんぜん変じゃないです、というわけで、このブーケ。

ひさびさにタジージーブーケを作りました。

リボンはサテンのプリーツを。

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ホント、即興、楽しいです。

もちろん、デザインや花材を予め決めて、

準備を整えて作るほうが安心だし、リスクも少ない。

だけど、モデルさんの雰囲気、ドレス、

そこから作られるヘアスタイルやメイクは当日現場で即興で作られ、

それにふわっとフィットしつつも、しっかりとコーディネイトを引きたてるブーケ、

そのイメージを探りながら作る面白さ、それを任される喜び、、、。

完成したときの現場の充実感はひとしお。

久保木さんも現場をすごく楽しんでいて、私ももちろん、すっごく楽しい。

お互い、自分の想像以上のものを作ろうと、常に上を目指している。

それは実際のウェディングの当日も同じ。

その化学反応が毎回、新しいものを生み出す。

その次は、またその上へ。

今回もいい素材に恵まれました。

この強運、驚くほどです。ありがたいです。

この25ansウエディングのヘア&ビューティ号

5月21日発売予定です。どうぞお楽しみに!

7年分振り返って書くの、時間かかった。。。(笑)・・・・・amicaサイト