amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

琴線

ようやく本格的な春が訪れて、

お花見が楽しみになる今日このごろ。

近くの公園の沈丁花はそろそろ咲き終わるのか、

最後の力を振り絞って甘い香りを放っている。

この3月は例年よりも、

卒業のお花を依頼されることが多かった。

晴れやかな日に、一人ひとりにお花を、という依頼が多く、

人数分のお花を一本ずつ巻く。

実際、春のお花で一日持ち歩いても大丈夫なもの、

または子どもが持って違和感のないもの、となると

それぞれのショップテイストが出にくい商品となる。

普段はモードでシックなスタイルのフラワーショップも、

この商品ばかりはやや可愛らしく作る。

それでもamicaで、というリクエストを頂いた以上、

やはり他のショップではない何かをプラスしてお届けすることにしている。

だって、神戸~西宮界隈の卒業式のお花のご依頼は、

何より地元に根付いた証、やはり大切にしたいなと思う。

3月は卒業以外にも様々な門出の季節。

私の知り合いにも、転勤、異動、引越し、転職、、、。

そしてもちろん結婚も。

ひとつのところで過ごしたことを肥やしに、

新しい出発をする。

楽しかったことも、学んだことも、我慢してきたことも、

全部全部ぜーんぶ自分の栄養に変えていけばいいんデス、

過ごしてきた時間に「無駄な時間」はないと思う。

そんな新しいスタートを切る人々に、

「おめでとう!」

そして幸多き日々が待っていますように☆

そういえば先日、

そんな旅立ちが描かれた映画で、

私自身、近年でナンバーワンの一本に出会ったので紹介します。

その映画とは、

芦屋のレッスン生の方に教えていただいた「おばあちゃんの家」

私が「ココロの琴線」という言葉をしみじみ実感した、

才能あふれる韓国の、まだ若い女性監督の作品。

テーマは多分、万国共通の、、、これ以上は言わないでおきます。

とにかく観ていただきたい、できれば静かにじっくりと。

しかし琴線て。。。

 「きんせん」・・・心の奥深くにある、

          物事に感動・共鳴しやすい感情を

          琴の糸にたとえていった語。(大辞泉より)

日本語って素晴らしい、言い得てる。

三味線や太鼓や、笛でもない、

あの長い弦の、大きな強い響き。

琴線に触れるものを作りたい。。。

写真は本日発送の「ご結婚お祝いのお花」。

贈られたお二人はもちろん、

贈った方も幸せになってくださいね。

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お花見に本物のお琴の音が聴きたくなったamica公式サイト