amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

十人十色

今週のレッスン、

「パーソナルカラーで作るアレンジ」ということで、

生徒さんお一人ずつについて、

勝手ながら私がイメージの色のお花をご用意するという、

いつにも増して?のオリジナルなチャレンジ企画

この日が初めて参加、という方に関しては、

事前に3,4つの質問に答えていただき、

そのお電話の声や、メールの文面などからご当人をイメージする。

この企画、何がチャレンジって、

仕入れがものすごい勝負となる。

同じ花材を人数分そろえるのと違って、

約20名分のウェディングブーケのお花を用意するような気分。

Mさんはこの花の明るさがときどき垣間見えるし、

Kさんは淡~いやわらかい印象だし、

Nさんはちょっと個性的な素材がお似合いだし、

Tさんは艶っぽくて女性らしいからこのバラで、

楽しいUさんはタイガースファンらしいこの色で、

などなど、かなり綿密な動物的勘(誰にも立ち入れない世界・・・笑)を働かせる。

今回はせっかくの特別企画なので、

普段はレッスンに使わないような高級花も投入してみよう、ということで、

通常品種の2,3倍の価格のトルコキキョウや、

出回りの少ないバラやダリア、

一週間を通しても数えるほどしか入荷のない黒ホウズキなど、

様々なものを市場でがっちり仕入れる。

何度か書いておりますが、

今まで一万人近くの花嫁さんのブーケを製作してきて、

職業柄、その人の持つキャラクターや色合いを見ることに、

少しは「目」を持つようになった。

人の持つ色合いはもちろん一色ではなくて、

時によって、環境によって、年齢によっても、

変わっていくのかもしれない、と思うし、

似合う花、というのも同じように変わるんだろう、と思う。

普段は婚礼で、その日の花嫁さんの持つイメージを大切に

一番輝かせる色と花材を選んで提案させていただいている。

シンプルな会場ほど、あしらうお花で全く別の空間になる。

その日その場所にいる人々の記憶の中に、

お二人の笑顔と一緒にふんわりとイメージに残るように、

花を飾りたいと思う。

20060927011347.jpg

この装花は先日挙式された、

とても可愛らしくて優しい花嫁さんのイメージで。

花材はバラ(ラ・カンパネラ)、トルコキキョウ(コサージュ・アプリコット)、

水無月ケイトウカーネーション(バイパー)、利休草、木苺

さてさて、レッスンでは皆さんそれぞれに楽しい作品が。

お隣同士で「あ~○○さんぽい~」などとお話しつつ、

個性豊かな作品が仕上がっていきました。

20060927012045.jpg

人の個性、色合い、雰囲気、

十人十色で本当に楽しい。。。

楽天家の人間好き=天王星人だそうデス・・・・・・・amica公式サイト