amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

送別の花

3月末は年度替わりで、退職や異動などが多い。

そのお別れに、お花を送る人からご注文を多数いただいた。

毎度ご注文をいただく「御用達?」のM社様はもちろん、

医療関係、航空関係、学校関係などなど、様々な業界から。

必ずそういう花には言葉が添えられる。

お礼や今後への激励、またはお祝いの言葉も。

それを私たちは代筆するわけで、

その思いが詰まった言葉をしっかりと重みを持って受け止めつつ、

丁寧に書き綴っていく。

そんな中に、海外に住むの女性から、

日本のお母さまへの定年退職お祝いのお花の注文をいただいた。

なんでもお母さま一人で娘三人を育て上げたそうで、

42年間働きづめだったそのお母さまに、

お礼と感謝の気持ちを込めたお花を贈りたいとのこと。

お母さまの好きな花や、普段の雰囲気や好みなど、

娘さんの書かれたその内容にイマジネーションをふくらませ、

その気持ちを花で形にしていく。

長年勤め上げて、娘達から贈られた花を見たとき、

きっとお母さまの様々な苦労は報われるのだろうと思う。

これからはときどき孫の顔を見て一緒に遊んだりできるような、

穏やかで楽しい老後でありますように・・・。

ひとつひとつのご注文に目を配り、

気持ちが込められる花を作るには、

あまり多く受注すると難しくなってくると思う。

商売とのバランスを見極めなければいけない、と思う。

さて、お母さんに感謝の気持ちを贈るのは、

何も母の日でなくてもよいのだけれど、

そうこうしている間に「母の日」がやってきます。

今月からご注文受付を開始致します。

「母の日」のレッスンもお申し込みはお早めに。

早くからきちんと準備をして、

数に追われずに丁寧に花を作りたいから、

あえて書かせていただきました。

写真はそのお母さまへ贈られたアレンジです。

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気持ちを花に託します・・・amica公式サイト