それにしても荒川静香は美しかった。
巷ではイナバウアーが大ハヤリ?というので私も挑戦。
目いっぱい体が反った!と思ったところで鏡に映った自分を見ると、
そこにはただバンザイしているだけの私、、、。カチカチすぎる。
それはともかく、
彼女の演技も技術も圧倒的に素晴らしかったけれど、
風情というか表情・・・、顔、体、手先、全てから
大人の女性の美しさがあふれていた。
演技のために作っているものではない笑顔には、
音と一体となって滑る喜びやこれまで積んできたことへの充実感、
それを見て、なんだかもう私は涙が出てしまう。
フィギュアのメダリストとしては最年長の24歳だそうで。
24歳は今の時代、あまり大人としての自覚がなくても許されたりもする。
舌足らずでしゃべって依存している小娘なんて五万といる。
(お、まるでアデージョ気取り!)
メダリストとなるとタレントのようにはしゃいで?しまう人も多いけれど、
「彼女には分をわきまえた品位を感じる」と誰かがコメントしていた。
さて、それにひきかえ、
他方には「大人としてきちんと謝れない人」がいる。
N議員のことはニュースでもしつこいくらいに取り上げられている。
自分の失敗を謝罪することはなかなか難しい。
誰にどのくらい迷惑をかけたか、
自己保身より前にその相手に対して心を砕かなければ、
本当の謝罪の言葉は出てこないと思う。
失敗で迷惑をかけたことに加え、
ちゃんと謝らないこと、
これでは二重に相手をガッカリさせることになる。
私の記憶では薬害HIVの問題のときに厚生省が頭を下げた、
あのときからあの「お詫びシーン」は定着したような?
当時はさすがにその姿に誠意を感じたものだったけれど、
今は「取りあえず的」に下げる人もいるような。。。
まあ大人になって社会に出ていれば、
大なり小なり何かしら失敗をする。
やはりきちんと謝れることはオトナの品格のひとつかな、
と自分への反省も含め考えた今週でした。
さてと、明日もストレッチに励もうかな。。。