amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

思うこと

ナンキンハゼの冬支度

近くの並木道のナンキンハゼが ゆっくりと葉緑素を取り込み始めました。 そう、早くも紅葉が始まったのです。 気温が下がると、葉の中の葉緑素を幹に移動させて集め、翌年の新芽に備えます。葉緑素が抜けた葉は緑色から黄色や朱に紅葉し、そして落葉します。…

ピンクの呪縛

梅が咲き、桃の節句を迎え、 気温はまだ低いものの、気持ちはすっかり春へ向かっていますね。 芦屋川から望む山の色が、ほんのりピンクがかってみえる季節、 個人的に「さくらねず」という色だと感じています。 桜色とねずみ色の中間色、amicaflowersのショ…

5月の雨上がり

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、 フラワー、植物に関するオーダーにお応えしているamica(アミカ)です。 つよい陽射し、ひんやりとした日陰、 湿度の低い晴れのそんな日は以前に訪れたプロバンスを思い出しま…

植物にたずさわる

とあるお客様から インドアグリーンのコーディネイトを依頼されていたこともあり、 この数ヶ月色々と実験しながら様々な植物を育てています。 ここ数年のボタニカルブームもあり、 植物がインテリアに使われることが大変増え、 依頼も相談も増えました。 潮…

12年目の秋

2003年の10月にamicaをスタートしてから丸11年が過ぎ、静かに12年目がスタートしました。アトリエという形態から新規のお客様が来られるというよりも、人と人とのつながりからご依頼いただくことがほとんどなので、これまで続けて来られたのも、信頼してくだ…

ホヤ・リネアリスの花

一年ほど前から、 ウクライナのフローリストの方とやりとりしています。 きっかけはinstagram。 写真を投稿するSNSです。 フリーでウエディングフラワーの仕事をしているWさん、 いつからかフォローしてくださって、 とても繊細で美しいブーケをアップされて…

ガンジーのことば

5月が例年以上に忙しく、 気づけば6月も半ばになろうとしています。 仕事として花に携わり20年以上が過ぎ、 関わるひとたちも増えていきました。 そのご縁の中で大好きな仕事をさせていただいています。 最近、とても大切な言葉を知りました。 様々なと…

ひびき合う

いろいろな人とお話していると、 共通してお名前が出てくる方がいます。 その人達の尊敬を集めていたり、 みんなから大事にされていたり、 話題に出るひとは、やはり魅力的。 銀閣寺の珠寶さんもそのおひとり。 私自身が、その活動も人柄も素晴らしいと思う…

違和感

ここ最近、ふつふつと思う、 今までの何十年かのような、 経済成長が、これからの幸せを作るのかということ、 「花」は消費されていくものだし、 景気がよくなれば消費量も増えるし、 利益が上がって業界も潤っていく 今の仕事を今のまましていくには、 経済…

すべてのものは、自分の表現

先日は京都へ。 毎年恒例の京都恵美須神社に、 パワーの詰まった笹をいただきに。 夕方のそのお参りの前に、 ひさしぶりに河井寛次郎記念館へ。 もしかしたら十年以上前だったか定かではないけれど、 その作品や建物の印象は鮮やかに焼き付いている。 民藝の…

2012年の最後に

いよいよ、2012年が暮れていきます。 一年を締めくくる夕暮れ、 初日の出は見たことがあっても、 なかなか、大晦日の夕陽を見る機会は今までなかったなと。 大阪での最後の用事を済ませ、 神戸へ、西へ向かって走る。 こうして、見届けられたのは、 もしかし…

2012年、花と豊かさ (加筆あり)

寒中お見舞い申し上げます。 今年は例年になく、 念頭から連日エネルギッシュな方々と過ごしたためか、 すがすがしい気分で、新しい年をスタートさせることが出来ました。 人は、人と人の間で生きているものだから、 周りの人の「気」が大切だなあと、 そし…

念ずれば・・・(追記あり)

美酒に酔った一週間、 姫路でのアツい一日の数日後の金曜には 清順さんから誘っていただいた、 grafさんでの、清順さんの「プラントハンター」出版記念パーティにお邪魔してまいりました。 grafさんへはかねがね「行きたい」と思っていたところだったので、 …

ヒーロー

今回の災害で、 日々思うことは多いけれど、 刻々と事態は変化し、 思いがどんどん積み重なっていき、 言葉にすることが軽々しく感じられ、 さらに何も言えなくなり。 何かをきちんとまとめずに、 今日は、今日の気持ちを書きとめておこうと思います。 16年…

やまとなでしこ元年

遅ればせながら、 新年あけましておめでとうございます。 本年も、よろしくお願い致します。 年始はゆっくりとスタート、と思いつつ、 早々にご注文もいただき、 お店も通常営業が始まり、 いよいよ、始動いたします。 今年は新しい講座を予定しております。…

2010年、極寒の大晦日。

今年もいよいよ数時間、 2010年が暮れていきます。 最後まで慌ただしく、 作品展のご報告も年を越してしまいますが、 それだけに、 書ききれないほどの充実感で満たされた、 大切な1年となりました。 思い出深い仕事の数々、 初めての場所での、新鮮なモノづ…

6月9日、胸キュンの日

6月は趣深い、素晴らしい季節。 今年もクチナシの花が咲き、甘い香りを漂わせ、 毎年、初入荷の際に思わずテンションが上がってしまう大好きなスモークツリーを生けて、 それも、このジャンルではカリスマ的存在の生産者さんのもの。 その方のスモークツリ…

時代

今日も非常に美味しいお店で、 楽しいおしゃべりに花を咲かせ、 美味しいお酒をちょっぴりいただいて、 上機嫌の私。 このお店、色々な方と既にご一緒しておりますが、 ブログには書いていない、隠れ家です。 お料理が美味しいのはもちろん、 ここでは美しい…

こんなときこそ。

世の中、明るい話題は少ない、 大至急議論されなければいけないことより、 黒い疑惑を延々と追及しているし、 将来への不安が重たい灰色の雲のように頭の上に垂れこめていて、 息苦しさ、閉塞感に包まれている。 実際に、 いつも見かけていたお店が空き店舗…

2010年の始まり

新年は美しい満月で、 そして、部分月食で始まりました。 様々な方から初日の出の画像を送っていただき、 すがすがしく、新年を迎えました。 アップしそびれたお正月のアレンジ、門松などなど。 2010年は松職人の取って置き、「昇龍松」で勢いよく。 餅花も…

年の瀬に。

気持ちが落ち着かないまま、 2009年もあと少し。 色々なことがありすぎて、 本当に驚くほど早く過ぎていきました。 今年も健康で過ごせたこと、 多くの人に出会えたこと、 新しい感激を知ったこと、 多くのことを学んだこと、 もう、それだけあれば充分、 よ…

思い立って京都、そして七夕。

一年に数回しか行かない京都。 学生時代を京都で過ごすのに憧れたりしましたが、 結局、今のところ人生のほとんどを兵庫で費やしております。 先日、某所での月例会で、とある京都通の方から、 京都は今の時期が一番、人が少なくて、紫陽花の美しいおススメ…

燃焼

植物という生き物を扱うシゴトがら、 目につくあらゆる場所の植物がやはり気になる。 ウチの前の公園の数々の樹木、アジサイ、クチナシ、 近くのお宅に咲くノウゼンカズラ、 いつも行く苦楽園の美容院モアナ・サーフライダーの観葉植物、 実家の花壇、庭のナ…

声の風情

今朝は肌寒い曇り空の下、 平常通りに学校が再開したこともあり、 ウチの周りではいつもの音風景が広がっていました。 昼になって夏のような眩しい陽射し、 それでも日陰はひんやりと爽やかな風、 これは、まるで、プロヴァンス、、、! 一年でもあまり出会…

僕が僕であるために

沸騰都市、 NHKで何回かに分けて放送されていたスペシャル番組、 ご覧になった方も多いかもしれません。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/city.html 今をときめく押井守氏がタイトル映像を、 書家の紫舟氏が題字を、 なのでそのオープニングもワクワクし…

沈丁花

大好きな花、沈丁花が咲きました。 この花が香ると必ず、咲いている場所を見つけて立ち止まり、顔を近づけて、 またはときには手折って、その香りを胸いっぱいに吸い込みます。 清々しい、気持ちが改まるような香り。 2月末になると、空気に様々な花の香りが…

自己完結

いわゆる「組み立て家具」をご自分で作ったりなさいますか? これを読んでる紳士淑女の皆様☆は、 そんなのより、デザイナー商品を購入なさってるかもしれませんが。 ウチには組み立て系はいくつかあります。 説明書には組み立て方のほかに、必要工具の絵と、…

合せ鏡

先日、ある方の送別会に出席しました。 バリに魅せられ、ウェディングやバリのクラフトのお仕事をしているうちに、 いよいよ現地に移り住んで本格的に、ということになったとのこと。 以前から人と人を自然につないで来たIさん、 いつ会っても笑顔で、いつ…

南堀江にて

昨日、 お財布を失くしました・・・・・・・・・・。 夕方、難波への、大きな配達を無事終えて、 四ツ橋筋を走りながらホッとしたのもつかの間、無いのに気づく。 車を停め、車内をくまなく探す、探す、が、・・・・・無い! 思わず悲鳴を上げそうになった。…

誰しも・・・

去年の秋に、 某所にこんなことが書かれていた。 私も先月あたりまでずうっと地を這うような無力感と不安感にさいなまれ、 ○○さんが書いておられるような、 「自分が消えても、大切な人の暮らしにも気持ちにも、 大した影響はないのかな」の話、まさにそんな…