amicaflower’s diary

植物のこと、フローリストの日々

ナンキンハゼの冬支度

近くの並木道のナンキンハゼが

ゆっくりと葉緑素を取り込み始めました。

そう、早くも紅葉が始まったのです。

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気温が下がると、葉の中の葉緑素を幹に移動させて集め、翌年の新芽に備えます。葉緑素が抜けた葉は緑色から黄色や朱に紅葉し、そして落葉します。

 

ナンキンハゼの紅葉は、それはそれは美しく、色の変化の奥深さはモミジに匹敵するのではと思います。小学校3,4年の頃だったか、そのあまりの綺麗さに水彩で図案化して描いた(そしてとても良い評価をもらった)思い出深い木です。

 

6月末には細長くおとなしい花を咲かせます。

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花のあとは、緑の丸い実が成ります。熟して緑から黒くなり、その殻が弾けて中から白い実が出てきます。クリスマスの時期に大活躍するあの実、です。

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紅葉が美しいのに、残念ながらそのタイミングの写真が撮れないのは、近くの街路樹は紅葉が始まると同時に剪定されてしまうからです。芦屋市の予算の関係で、とのことですが、せめてもう一〜二週間、白い実と七色の紅葉が見られるようずらしてもらえたらと思います。

 

丸い葉は特徴がありますので、お近くにあれば、ぜひ10月後半あたりからの紅葉を愛でてみてはいかがでしょうか。

 

さて今月は芦屋アトリエでレッスン。秋の豊富な素材に心踊らせつつ、久しぶりの皆さんにお会いできるのが楽しみです。

東川でのワークショップ

北の住まい設計社でのワークショップ、先日無事終わりました。

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初めてお会いするひと、前回のワークショップでも美しい作品を仕上げていたひと、そして東京から10年選手の古株さんも♪

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ふわふわとしたいい素材が揃い、ロマンティックが止まらないブーケがいっぱい♡わたしも楽しい時間でした。参加のみなさん、おつかれさまでした。

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北の住まい設計社のスタッフの皆さんの細やかな気配りにも感動しました。


次の夏至祭には他のお店をゆっくり見て回ろうと思います。

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工場見学

北の住まい設計社、これまで何度も訪れていますが、ようやく今回工場見学が叶いました。

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切った木材を何年も管理手入れしながら乾燥させること、素材として使えるまでに大変な時間と労力が費やされていること、広大な敷地にも圧倒されました。

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小学校の跡の風情が建物やすべり台から伝わってきます。

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織田憲嗣先生の「断捨離するようなものは最初から買わない」というお話を伺ったあとということもあり、身の回りに置くものは大切に選びたいと思いました。

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北海道でのワークショップのお知らせ

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北の住まい設計社のガーデン

 

 2016年11月、2018年5月につづき、6月22日(土)に北海道東川町、北の住まい設計社にてワークショップを開催します。

画像は昨年5月末の、目の覚めるような青空と新緑の風景。会場となるのはこのガーデンで、テントを設置してのワークショップです。

アウトドアでのワークショップは「あしやいち」以来7年ぶり、自然の中で植物に触れるのは開放感と相まって格別な楽しさがあります。

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北の住まい設計社のカフェ

今回はブーケを束ねることをテーマに、まるで摘んできた草花をさっと合わせるようにおおらかに仕上げていただこうと思います。

 

旭川空港からは車で約20分、広葉樹の木立に囲まれた北の住まい設計社。ここで作られた家具を始め、暮らしの道具や衣類など、日々しっかり使っても耐える美しいものたちが並んでいます。また、樹々を眺めながらの美味しい食事も楽しめます。 

6月22日(土)、23日(日)は他にも奈良の「くるみの木」を始め、ワークショップやガーデンマーケットなど、楽しみな企画がいっぱいです。

地元の方はもちろん、関東、関西の方もぜひ小旅行を兼ねて湧き水の町、東川を訪れてくださいね。足を伸ばして美瑛もオススメです。

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美瑛 青い池

 
日時:6月22日(土)

   13:30〜15:30

場所:北の住まい設計社・東川ショールーム

   北海道上川郡東川町東7号北7号

料金:¥5,000

 

定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

ご予約、お問い合わせはTel 0166-82-4556(北の住まい設計社) まで。

www.kitanosumaisekkeisha.com



また、この時期はお隣の旭川市で恒例のAsahikawa Design Weekも開催しています。

www.asahikawa-kagu.or.jp

 

ご参加お待ちしております。

 

www.j-amica.com

九州出張

 

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連日の花の仕事の合間に、

もう一つの仕事の出張で福岡へ行ってきました。

 

初めて降り立つ福岡空港、

活気のある大きな街に圧倒されつつ飯塚市へ。

 

スイスイと走れるバイパス、

福岡にいかに物流が集まっているかを実感しながら

秋の山々の景色を抜けていきました。

 

大事な用事を済ませた後、

教えていただいた某政治家の大豪邸(塀と門構えだけでお腹いっぱい)を見て、

旧伊藤伝右衛門邸へ。

 

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予備知識もドラマ「花子とアン」の話も全くゼロで入ったおかげで

初めて見聞きすることにただただ感動しかありませんでした。

 

その材質、意匠、職人の技、佇まい、

限りなく贅沢で、それでいて抑えた美しさ。

 

この場所に、この世界観、奇跡にも思えました。

 

聞くと、維持存続が大変なので取り壊しの話もあったそう、

ただ地元の強い意向で寄付が集まり、11年前に一般公開されるようになったとのこと。

 

これは、残すべき遺産だと思います。

 

平日の夕方近くだったので貸切状態、

解説のボランティアの方のおかげでここに住んでいた人たちのドラマも深く知ることができました。

 

訪れる際には是非たっぷりと時間をとることをお勧めします。

 

 

 

日々の花のこと、

Instagramでつづっています。

 

 

久しぶりに

5月の投稿以来、すっかり季節が過ぎていきました。

 

実は今年に入って、

というよりは昨年の5月以降、

私的なことで大きな変化があり、

通常の業務やオーダーに応えていくことだけで日々が過ぎていき、

文字を書くという余力が残っていませんでした。

 

ある年齢になると、親のことで直面する高齢者問題、

私自身もいつかは自分の親で向き合わねばと、予想はしていました。

 

54歳で脱サラして立ち上げた会社を父は生きがいとし、「生涯現役」を公言、

これまで周りの助言は耳に入らず、歳を重ねていました。

 

80歳を過ぎて、いよいよ体力も知力も落ちていく中で、

背負っているものが重くなり、それを支える人もない状態で、

ある時急に、限界が訪れ、どうにもならなくなりました。

 

会社のことについて私自身ができることは限られているものの、それでもやはり、

父自身の思いも理解できるだけに、他の誰かに託すよりは、

近くにいる家族として、できることをすることにしました。

 

親をめぐる老いの様々な変化に、

初めてのことばかりでその都度戸惑い、家族で相談し、調べたりしながら、

できる限りサポートし、なんとか先日、父が快適に過ごせそうなところに落ち着きました。

そして、父が立ち上げた会社の30周年記念を祝う席を設け、三世代の家族が一堂に会しました。

父も孫たちとの乾杯を楽しみ、久しぶりの美酒に酔いしれてとても幸せそうでした。

 

これまで様々な、自分なりには難しいプロジェクトを仕事でこなしてきましたが、

この1〜2年の思い悩む日々に区切りがついた安堵感はとても大きく、今まで味わったことがありません。

 

「親は自分に老いというものを見せてくれている」と友人も言っていましたが、

これでまた少しタフになったのと、自分の人生を改めて見直すことにもなりました。

 

日々、楽しむこと、

ちょっとしたストレスの種もできるだけ取り除くこと、

「とりあえず」でモノを買わないこと、穏やかに過ごすこと。

 

 

 

芦屋アトリエも大改造中、

これからは仕事中心から、暮らし中心へ、シフトして行きたいと思います。

 

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